子玉大神社

一般に言う子安神で、子授け・安産・成長を祈願する神様です。
歴史的に見ると古くは「日本三代実録」に「美濃国児安神」という名が見られます。一般的に東日本では石碑や堂を建てて、子安講という集団による祭りが行われ、西日本では子安観音と呼ばれて参詣する形がとられているようです。(神道辞典・堀書店 参考)
駒ケ岳神社に祀られている子玉大神は、地域の人々からは「子玉さん」と呼ばれ尊崇と同時に親近の情をこめて信仰されています。
元来「コ」はカイコ(蚕)の意味もあり、蚕の無事成育を祈り、その生命力・生産力のすばらしさを賛え、それから得られる豊かな恩恵に感謝のまことを捧げたのが、そもそもの起源と考えられています。