尾白川渓谷
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尾白川渓谷は、急峻な傾斜が生み出す大小さまざまな滝や淵が谷底で肩を寄せ合い、
変化に富んだ造形と深い樹林におおわれた幽寂な姿を見せてくれる。 それは、四季
折々の樹木が奏でる彩りの妙が、一層その印象を強くしている。 竹宇駒ヶ岳神社近
くにある渓谷にかかっている橋、名物の吊橋を渡ると間もなく千ケ淵に出る。 その
上流には、エメラルド色の水が神秘性をおびて荘厳な渓谷美を見せる「百合ケ淵」、
蛇のようにうねる「神蛇滝」や雄大な「不動滝」がある。 但し、渓谷道は、危険箇
所もありますので歩行には十分注意が必要です。
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甲斐駒ケ岳
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日本に数多い駒ヶ岳の中で甲斐駒ヶ岳は王者にふさわしい風格がある。
標高2,967m、山麓から一気に聳え立つ雄姿は人々に深い印象を与えてくれる。
故深田久弥は「日本百名山」の中で、「甲斐駒ヶ岳は名峰である。日本の十名山を選ぶならこの山は落とさないだろう」と言っている。
甲斐駒ヶ岳登山の充実感を味わうのなら駒ヶ岳神社から黒戸尾根を登るに限る。
一度は登って見たいルートとして、最近では多くの登山者がこのルートにトライ
していることから梯子等整備した。しかし、注意は充分必要である。
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日向山
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山頂は風化した花崗岩砂と岩塔群からなり、「雁ケ原」と呼ばれている。
広く裾を広げた八ヶ岳や、町のシンボル甲斐駒ヶ岳の眺望が素晴らしい、独特の
雰囲気の山である。 標高1660mのこの山は、オールシーズン自然を楽しむハイカー
たちの人気を集めている。
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