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鎮座地

            前宮(里宮) 山梨県北杜市白州町白須8884-1
                 地区名:竹宇(ちくう)
        本宮(奥宮) 甲斐駒ケ岳頂上

御祭神

主祭神 大己貴神(おおなむちのかみ)
配  祀 少彦名神(すくなひこなのかみ)
天手力男神(あめのたぢからをのかみ)

由緒

 甲斐駒ケ岳は富士山とともに古代より人々が畏敬の念を抱き信仰の対象としてきた霊山です。
往古、聖徳太子に献上された天津速駒(あまつはやこま)という白馬がこの山で生まれたのに因んで「駒ケ岳」と称されるようになったと伝えられています。
海抜2,966m この嶮岨な霊峰は、江戸時代の文化年間に信州(長野県)の人、今右エ門の次男、権三郎〔後の弘幡行者(こうばんぎょうじゃ)・開山威力不動明王〕によって開かれました。
 その甲斐駒の登山口にあたるこの地に里宮として建立されたのが「駒ケ岳神社」であります。
平成15年の現在からさかのぼること約280年余り前になります。
 世間一般に「だいこくさま」とよばれ尊崇されている大己貴神(おおなむちのかみ・大国主神)を主祭神とし、少彦名神、天手力男神等、七柱の神々が祀られています。
 祭日は本来4月12日ですが、近年は諸般の事情により〔4月10日から16日の間の日曜日〕と定めて祭典を行っています。当日は太々神楽が奉奏され、氏子、崇敬者、講社の参拝で賑わいます。
 地元はもとより京浜方面、或いは阪神地区にまでも駒ケ岳講が結成され、広く厚く信仰をあつめて今日に及んでおります。


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